ジャカルタ 大規模社会的制限(PSBB)の緩和を凍結し再強化
ジャカルタ特別州では、14日から、新型コロナウイルス対策である大規模社会的制限(PSBB)の緩和を凍結し再強化が始まりました。同州では、今年6月に「フェーズ1」の緩和を開始し、伝統的な市場やショッピングモールの営業、企業のオフィス活動などを制限付きで再開させてきましたが、9月に入り州内での新規感染者が1日当たり1,000人を超え、州内の医療機関の病床数がひっ迫する恐れも出ている状況を受け、感染拡大初期の頃と同様の規制に逆戻りすることになりました。
同州のアニス知事の会見によれば、11職種(食料・生活必需品の販売業、物流業など)を除く事務所活動の禁止や、娯楽施設の閉鎖、店内飲食の禁止、ショッピングモールや伝統市場の営業も停止され、経済活動が大幅に制限されることになります。
各国のコロナ対応はこのように今後も一進一退で進んでいくのかもしれません。